日本企業の対面面接を初めて受けた

日本に来てから、初めて日本企業の対面面接を受けました。まだ日本語を流暢に話せないことに不安を感じていましたが、実際の面接は想像していたよりもリラックスした雰囲気でした。今回の経験を通して、日本企業の面接の進め方を初めて知ることができました。結果がどうであれ、私にとって非常に貴重な経験になりました。

面试

半月あまりにわたって履歴書を送り続け、昨日、ついに一社から面接の機会をいただきました。

しかも、対面での面接でした。

正直に言うと、私はかなり緊張していました。

普通に考えれば、私はもう35歳です。

中国では10年以上働いてきて、面接もこれまで何度も経験しています。そう考えると、面接そのものを怖がる必要はないはずです。

でも、今回私が不安に感じていたのは、面接そのものではありません。

日本語です。

今の私の日本語力では、まだ日本人と流暢にコミュニケーションを取れるレベルには達していません。

中国語で面接を受けるのであれば、それほど大きなプレッシャーは感じないと思います。

でも、まだ十分に話せない日本語で、何人かの日本人面接官を目の前にして質問に答える。

これは、今の私にとって、かなり大きな勇気が必要なことでした。

だから、今回実際に面接会場まで行ったこと自体が、私にとって一つの挑戦でした。

自分の経験とかなりマッチしている会社

今回面接を受けた会社は、日本最大級のATM提供会社の一つです。

そして、私が応募したポジションの主な仕事は、ATMの保守・メンテナンスです。

求人内容を見たとき、私はこう思いました。

「この仕事は、前職との相性がかなりいい。」

前職でも、私はATMに似た自動機器の保守を担当していました。

機器の中には、パソコンやプリンターだけでなく、センサー、監視カメラ、機械部分など、さまざまなモジュールが入っていました。

日常的な業務は、定期点検、障害対応、機器のメンテナンス、ユーザーサポートなどです。

仕事内容を見る限り、これまで10年以上経験してきたIT運用・保守の経験と、かなり重なる部分があります。

だから、日本語にはあまり自信がありませんでしたが、それでも今回の面接を受けることにしました。

面白いと思った「受付」

実際の面接は、想像していたよりもずっとリラックスした雰囲気でした。

そして、中国でこれまで受けてきた面接とは、いくつか違うところがありました。

面接会場は、あるオフィスビルの5階でした。

私は最初、会社に着いたら普通の受付があって、そこで「面接に来ました」と伝えるものだと思っていました。

ところが、実際に行ってみると、

受付がありませんでした。

正確に言うと、受付の代わりに電話が一台置いてありました。

案内に従ってその電話から受付に連絡すると、担当の方が来てくれて、その後の案内をしてくれました。

これはなかなか面白い仕組みだと思いました。

一台の電話だけで、本来なら人が常駐して対応する受付業務をある程度代替できる。

会社側からすれば、シンプルで、人件費も抑えられる方法なのだと思います。

日本企業で初めて面接を受ける外国人の私にとっても、ちょっとした面白い発見でした。

面接は、思っていたほど厳しくなかった

実際に面接が始まってからも、いくつか予想とは違うことがありました。

面接は会議室で行われました。

面接官は3人でした。

私の印象では、技術担当の方が2人、人事の方が1人だったと思います。

3人とも男性で、年齢は40歳以上に見えました。

でも、面接が始まると、私が想像していたように、いきなり「自己紹介をしてください」と言われて、そのまま質問が続くという流れではありませんでした。

まず、会社案内の資料を渡してくれました。

その後、PPTを使って、会社の事業内容や、今回応募したポジションの具体的な仕事内容について説明してくれました。

これは私にとって、とても意外なことでした。

というのも、中国でこれまで受けてきた面接では、一度も経験したことがなかったからです。

中国での面接では、私にはどちらかというと、

「会社があなたを評価する場」

という印象がありました。

でも今回の面接では、

「会社も自分たちのことを応募者に知ってもらおうとしている」

という感覚がありました。

これは、私にとってかなり違った面接体験でした。

面接官は、想像以上に親切だった

その後の面接でも、面接官の方々はとても親切でした。

私の日本語がまだ十分ではないことも分かってくれていたので、特に難しい質問をしたり、わざと答えにくい質問をしたりすることもありませんでした。

私がうまく答えられなかったり、日本語の表現力が足りなくて自分の考えを最後まで伝えられなかったりすると、面接官の方がこちらの意図を補ってくれて、

「こういう意味ですか?」

と確認してくれることもありました。

そのおかげで、私もかなりリラックスすることができました。

面接全体としても、私が事前に想像していたほど厳しいものではありませんでした。

面接官が無表情でこちらを見つめて、まるで審査を受けているような雰囲気でもありませんでした。

むしろ、比較的リラックスした、友好的な会話という感じでした。

今回の経験を通して、

面接は必ずしも一方的な「試験」ではないのだな

と感じました。

少なくとも今回の面接は、私にとって、会社と応募者がお互いを知るためのコミュニケーションの場に近いものでした。

でも、「外国人はいますか?」と聞いてみると……

ただ、面接の最後に、私は以前から気になっていたことを一つ質問しました。

「現在、外国人の社員はどのくらいいらっしゃいますか?」

すると、会社自体には外国人社員はいないとのことでした。

ただし、親会社であるOKIには、外国人社員が多くいるそうです。

その答えを聞いたとき、私は心の中で、ある程度答えが分かったような気がしました。

自分が採用される可能性は、あまり高くないのかもしれない。

そう思いました。

理由は、ある意味ではとても現実的です。

一つは、今回が日本に来てから初めて受ける正式な企業面接だったこと。

面接経験という点では、まだまだ不足している部分があります。

もう一つは、やはり今の私の日本語力です。

そして、この会社は日本人を中心とした会社です。

日本語がまだ流暢ではない外国人が、このような会社に入って働くことは、決して簡単なことではないと思います。

そのため、面接会場を出たときには、正直、それほど大きな期待はしていませんでした。

それでも、今回の機会に感謝したい

それでも、最終的な結果がどうであれ、私はこの会社にとても感謝しています。

なぜなら、今の私にとって、今回の面接の意味は、単に「この仕事に受かるかどうか」だけではないからです。

日本に来てから初めて、実際に日本企業のオフィスに入り、日本人の面接官を目の前にして、日本語で正式な面接を受けることができました。

他の人にとっては、ただの一回の面接かもしれません。

でも、今の私にとっては、とても貴重な経験でした。

少なくとも、私は最初の一歩を踏み出すことができました。

そして、日本企業の面接が実際にはどのようなものなのかを、自分自身で知ることができました。

自分がうまくできたところも分かりました。

同時に、自分の日本語にはまだどんな課題があるのかも分かりました。

もし最終的に採用されなかったとしても、今回の面接が無意味だったとは思いません。

なぜなら、これから2回目、3回目の面接があるからです。

最初の一回が、一番難しい。

そして私は、もうその「最初の一回」を経験しました。

あとは、結果を会社に委ねたいと思います。

もちろん、もし本当にこの会社で働くことができるのであれば、与えられた仕事に責任を持ち、自分の力を最大限発揮して、しっかりと仕事をしたいと思います。

私にとって、これほど貴重な機会をいただけたこと自体が、すでに大切な経験だからです。

人生とは、時々そういうものなのかもしれません。

目の前のドアが最後に開くかどうかは、誰にも分かりません。

でも、まずは勇気を出して、そのドアの前まで歩いて行き、そして自分の手でノックしてみる。

そこから、すべてが始まるのだと思います。

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