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AIの物忘れに気づいたとき

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ai-forget.png ここ2週間ほど、OpenClaw(私が「小龍蝦」と呼んでいるAIエージェント)を触り続けている。

その強力さには何度も驚かされた。コード作成、Webサイト構築、自動化タスクなど、多くの作業を短時間でこなしてくれる。

しかし同時に、一つの弱点にも気づいた。

それは「忘れること」だ。

昨日一緒に作った機能について、今日改めて話すと、すでに内容を忘れていることがある。もちろん、重要な情報をファイルに記録したり、メモリー機能を活用したりすることで改善できるが、それでも時々「昨日の話をもう忘れたのか」と思うことがある。

最初は、それをAIの欠点だと思っていた。

しかし、よく考えてみると、自分も同じではないだろうか。

日本語の勉強でもそうだ。昨日覚えた単語を今日忘れることもある。理解したはずの文法も、しばらくすると曖昧になる。

私たちは「学ぶ → 忘れる → 学び直す」というサイクルを何度も繰り返している。

AIは記録ファイルによって記憶を補い、人はノートや復習によって忘却と向き合う。

本質的には、あまり変わらないのかもしれない。

そして面白いことに、私たちは他人の欠点にはすぐ気づく。

AIが何かを忘れればすぐに気づくし、誰かがミスをすればすぐに指摘できる。

しかし、自分自身の同じ欠点にはなかなか気づけない。

AIがなぜ忘れるのかを考えるより、自分もまた忘れる存在であることを認めるほうが大切なのかもしれない。

人もAIも、忘れながら学び、学びながら成長していくのだから。

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